2025年3月1日土曜日

間(ま)、プッシュの動作とウィールを踏みつけて進ませる動作との間

以前書いたのそのままで始める


わかりやすく1輪で、4輪でも原理は同じで。


前へのプッシュのときは

  1. ウィールを重心から少し前、おしりは少し引いて重心の後ろに。
  2. ウィール回転させないようして(相対速度の利用で止めてもエッジで止めてもいいけど)
  3. 地面踏みつけて上半身前へ跳ぶイメージで地面蹴り出す。
  4. すると、当然蹴り出された結果、ウィールは重心の後ろに、上半身とお尻は重心の前に移動。
  5. ウィールに転がる位置で荷重をかけてやる

ただ、いまいちだったのだよ。

でだー、上記の4と5の間を空ける。
というより自分の中では1から5を一連の動作ではなく、1から4と次にやる別の動作として5があるという意識。
なので破綻しないのであれば好きなだけ4と5に間があって構わない。

これ、何がいいって、fakeとかrekilとか、向きを切り返すタイミングで1から4の動作をして向きが切り替わったら5の動作をすればいいのよ。
間を作っていいから向きが切り替わるまで待てるの。

sevenでもいいんだけど、小さいターンをしてる間に1から4をやっておけば、進行方向剥いた段階で5をやればいい。

ある動作の中で時間で言うと隣り合った点でしか扱えなかったものが、時間で線として扱える。
しかも線なので長い時間地面にエネルギーを長く大きく与えられる。


ちなみにいつもどおり、フロントでもバックでも同じ、1輪でも4輪でも同じ、トゥでもヒールでも同じ。


上手い人見てるとこの理解が正しいならこのように別々の動作なのでまるでプッシュがないように見えてたのだけど、別のタイミングで先行入力されてるからないように見えてたわけだー。
うまいこと体を流して入れれば一発はプッシュの動作いれなくてもいいしな、4輪から1輪に切り替えるとき少し上体流しながら入れるじゃんない、あれ。

台湾の子、格好いい滑り方だねえ

 


格好いい滑り方だねえ。

自分にはこういう滑り方できないんだよねえ。
ふと気が付いたんだけど、自分は股関節の外旋から中立を主体に動くねえ、特定の動きでしか内旋使ってない。
少し意識してみようか。

2024年12月7日土曜日

プッシュする位置と、踏んで進む位置

わかりやすく1輪で、4輪でも原理は同じで。

前へのプッシュのときは
  1. ウィールを重心から少し前、おしりは少し引いて重心の後ろに。
  2. ウィール回転させないようして(相対速度の利用で止めてもエッジで止めてもいいけど)
  3. 地面踏みつけて上半身前へ跳ぶイメージで地面蹴り出す。
  4. すると、当然蹴り出された結果、ウィールは重心の後ろに、上半身とお尻は重心の前に移動。

このウィールが重心から少し前にある状態から、重心の後ろに動かした距離と地面を下に押した力の反力が前に進む力に、まずなる。

なので最近はここをすごく意識してた。
これを逆転して使っているのがバック。
バック1輪が苦手なのでね。

で、

 5.そこからウィールを押し出していくイメージにしてたんだけど。

フロントでできることがバックで再現性がない。


そこで、ウィールを押し出していくイメージから、
 5.ウィールに転がる位置で荷重をかけてやる
こちらの方が良いのではというね。

ウィールの荷重をかけて転がる位置ってのは、両足付いてる状態で、片足1輪にして重心合わせてその1輪を下に踏んづけていくと進んでほしい方向に少し転がるところがあるのでそこ。
具体的には、ウィールは重心の僅かに後ろ、荷重は重心位置でかけてやる、上半身は中立位置。
大きくプッシュすると重心から大きくズレた位置にウィールが来てしまう。

もう一度、重要なのがプッシュした後の形と踏んづけて転がる位置が違うこと。
ただし、近接してる位置はある。
もう一度ただし、大きなプッシュをすると2つの形は大きなズレがる、そのため大きなプッシュをした後は転がる位置まで押したり引いたりして持っていってやる必要がある。
大きなプッシュが必要なのはゼロ発進や進行方向、回転方向が変わるときなど、これが必要ないときにまで大きなプッシュをすると2つの形の大きなズレを適切に補正するように持っていってあげないといけない。
しかしそれができないのであれば、まずは近接した位置関係の使える小さなプッシュでできること、回転方向進行方向の変わらないフロントのセブンや、バックのセブン、フェイクも大きな重量物の体の進行方向は変わらないのでやりようはある(むしろ昔から2種類、大きいズレを使うタイプとほとんどズレを使わないタイプがあった)

で、今自分が取り組んでいるのはバックのインのセブンなのでこれでいくと小さなプッシュでできるし、2つの形のズレが隣り合って近接しているのを使える。

つまり小さくプッシュして、ウィールを踏んづけて進む位置にしてやればいい。

適切な手順で小さくプッシュ
ウィールを踏んで進む位置で踏む。

これを練習すれば良い。


逆に大きなプッシュをするのであれば重心から遠くにあるウィールを踏んで進ませられる位置に持ってこれる動作をしてやらないといけない。

ただ、大きなプッシュのほうが動作の初期の練習段階ではわかりやすい、ここが難しいところだねえ。

だから上手な人ほど小さな動きで機敏に的確に動いているように見える。
適切に動作ができれば有利な近接した位置が使えるからねえ、大きく切り替えるときだけ大きな動作を使えば良い。


当たり前を難しく捉えてるだけにも思えるが、まあいつも通りだ。

2024年3月4日月曜日

潰す反発力の利用、ランニング用厚底シューズからピョンピョンシューズ

ランニング用の厚底シューズって、義足の競技用のカーボンブレードの優位性をヒントに考えられたもの、らしい。

足で走るよりカーボンブレードのバネを使った方が速いんだもの、とね。


んで、厚底シューズで大事なこととして足首を固定して靴底を踏みつけて反力を溜めて解放、させることが必要になる。

トランポリンでも足首や膝を屈伸して跳ぼうとしても無理なように、固めた体が重要で最大の力を受けられる。


で、スケートするにはもう少し想像しやすいものとしてドクター中松のこれ

 ピョンピョン フライングシューズ

まあ、若いやつにはわからんがw

ブーツの下にバネがくっついてて、跳んで踏みつけて反力を溜めて解放して跳ぶ。

当然、踏みつける瞬間から反力を解放するまで足首、膝は屈伸させない、全身の重さをブーツ下のバネに溜めさせて、ロスなく反発を受け取りたいわけだ。


これの縮小版が厚底シューズよな。


で、スケート。

プッシュする瞬間って、これじゃね?ってね。

今までプッシュする瞬間に地面を蹴る、ような例えを使ってたんだけど、つま先や足首、さらに膝を伸ばす、でやろうとしちゃう人が多い、距離が変わるものを動かすから周りの人には上半身が上がるように見える。


地面を蹴るのではなく、ブーツと地面との間にあるバネを押し潰して、反発力を溜める、一瞬ずれて反発力を解放する。

押し潰すにはブーツと地面がずれてはできないので正確にずれない(乗ってる)位置。

この潰す動作が地面を蹴るような感覚にも捉えられちゃうのだろうなあ。

そして押し潰して解放して反力が体全体を動かすまでは足首や膝は曲げない稼働させない、全部の力を逃がさず受け止めるために全力で保持する。


これで体が動けば、ずれないようにして残っているウィールを転がせられる形で引き付けてさらにもう少し押し込んでやれば80cm進む。


バックするにもバネをつぶして後ろに跳ねるようにしてから残ったウィールを転がして引き付ける感じか。


自分の感覚的には骨盤が股関節の後ろに乗ってる方が骨盤を前に動かすのと連動して前に蹴りだしやすいし、骨盤が股関節の前に乗ってる方が骨盤を後ろに動かすのと連動して後ろに蹴りだしやすいかな、この辺りはまだ実験中。


ちなみに潰れるバネになってるのは、ウィールだったりブーツのソールだったり、フレームだったり、地面だったり、体育館の床だったり、インソールだったり、かなあ。

体育館で新品サイズのウィールに慣れてる人は、変形量の少ないアスファルトで小さいウィールだと必要な反発が得られずに苦しいだろうな、逆にそれに悪条件に慣れてるとより強い反発を溜められる練習をしちゃってるんだろうな。

逆に柔らかすぎると反発力が発生しないよう吸収されてしまうとどーしようもなくなってしまう。

2024年2月19日月曜日

スケートブーツにも厚底で跳ねるものが出てくると面白そうだ

 為末大学 厚底探求の旅〜バイオメカニクス編 徹底解説 厚底のメカニズム - YouTube


スケートのブーツのソールは薄くて硬くて軽い、を目指してるんだが厚底で反発して跳ねるものが出てくるとおもしろいなあと。


プッシュの瞬間、踏んづけて跳ねさせてそれに乗りつつ力を開放していき動く。


あと、自分はプッシュで地面にべちゃーと力をかけてる時間が長いタイプかなとか、それは自分の特性でもあるんだろうけど。

教える時にも人によってこの力をかける時間に違いがあるであろうという認識はもっているとよいだろうなと。

女子の人はよりべちゃーと力をかける人が多い、それもわかる気がする、その特性に合わせた力のかけ方を考えないとかもか。



2024年1月27日土曜日

中立、エッジをかける、重心を進行方向にずらす、ウィールを進行方向に転がして重心を追い越すまで

 ずっと、ウィールの荷重位置と転がし方に注目してたのだけど、じゆじれの滑り方見て漕ぐ最初にエッジかけるの大事だなあーと。

今まではエッジのかかってないセンターエッジでもウィールへの荷重をずらすことで漕ぎたいと考えてたんだよね。


それをインでもアウトでもいいのでエッジかける、ウィールの荷重ずらしながら転がす。

でも、エッジをかけることを起点とすると、そこから重心を進行方向にずらしてるなあと。


つまり、

  1. 重心中立、ウィールの荷重中立
  2. 踏んづけてエッジかける、重心を進行方向と逆に少しずらすと次の動作が大きく使えるかな
  3. 重心を進行方向にずらす(フリーレッグでもお尻でも胸でも好きなのでずらせ、回転方向に動きたいなら骨盤や腕で左右で前後差を作れ)
  4. 重心が進行方向にずれると、動いていないウィールは取り残されてるのでウィールの進行方向側に荷重かけて、さらに進行方向水平方向の力を少し欠けて、転がしていく。
  5. ウィールが転がっていくと重心の後ろに合ったウィールが重心の中立を通ってさらに重心を超えて進行方向側に移動する。(体の前に進みたいなら体の後ろにあったウィールが体の前に動く)
  6. これで中立に戻す。


プッシュやゼロ発進だな。

2023年12月17日日曜日

あんまりよくないのかなーと。

 


guriさんに撮ってもらったのー。

てきとうなやつ。

まあ、てきとうなのはいい。


滑り方、良くないよねえ。

軽くて進んでないというかさ。

軽やかにコンパクトに、ではない。


じゆじれとも話しててて思ったんだけど、プッシュとかで漕ぐときに荷重移動ではなく、エッジなりしっかりかけて地面蹴る、が必要なのかも。


自分がここ数年やってることは、うーんと、野球のバッティングで言うと止まっているボールをいかに飛ばすか、を探求してたんじゃないかと、現実にはバールは例えば150kmで移動してきて打ち返すわけで、停止しているボールと向かってくるボールを打ち返すのでは当然違う。

スケートで言えば、荷重移動だけで、そーと漕ぐのと、エッジなりかけて抜けないようにしつつガツンと蹴りだしてやる、では違うものだよなあ。


また悩もーかねえ。いつものことやねえ(苦笑い

間(ま)、プッシュの動作とウィールを踏みつけて進ませる動作との間

以前書いたのそのままで始める わかりやすく1輪で、4輪でも原理は同じで。 前へのプッシュのときは ウィールを重心から少し前、おしりは少し引いて重心の後ろに。 ウィール回転させないようして(相対速度の利用で止めてもエッジで止めてもいいけど) 地面踏みつけて上半身前へ跳ぶイメージで地...